秋霜烈日
(しゅうそうれつじつ)
草や木にとって、冷たくつらい秋の霜と、夏の厳しく照りつける太陽という意味。転じて、権威や志操や刑罰などが、ひどく厳しく威力のあることをたとえていう。
〔例〕「巨額を投じた製品開発が失敗したので、その原因を探るため、研究所長の追及は秋霜烈日、所員は弁解の余地もなかった」というように使う。
◆その他の四字熟語はこちら!【スピーチに役立つ四字熟語辞典】
酒は飲むとも飲まるるな
(さけはのむとものまるるな)
酒は飲んでもいっこうにかまわないが、飲み過ぎて酔いしれ、他人に迷惑をかけるようなことがあってはならないという戒め。
〔会〕「あの酔っ払い、女の子に絡んでるぞ」「酒は飲むとも飲まるるなの見本だな」「ようし、おれが一発殴ってきてやる」「よせよ、おまえも酒に飲まれてるぞ」
◆その他のことわざはこちら!【会話で使えることわざ辞典】
一昨日来い
(おとといこい)
人をあざけりののしって追い返すときにいう言葉。もう二度と来るな。「一昨日おいで」ともいう。「冗談じゃない、今さら遅いよ。一昨日来い!」
〔語源〕来るのだったら一昨日にしてくれ、現在には用がないの意。「一昨日来ましょ」は、もう二度と来るものかの意。
◆その他の慣用句はこちら!【ルーツでなるほど慣用句辞典】