悪逆無道
(あくぎゃくむどう)
人の道にそむいたけたはずれの悪い行い。「悪逆」は、人の道にはずれた行いをいい、「無道」は、道理・道徳にそむいた行いをいう。「あくぎゃくぶどう」とも読む。『平家物語(へいけものがたり)―三』に、「入道相国の体を見るに悪逆無道にして、ややもすれば君を悩まし奉る」という句が見られる。入道相国は平清盛のこと。
〔例〕「悪逆無道」は「悪逆」を強調したもので、「幼い子供を誘拐し殺してしまうとは、人間がすることとはとても思えない。このような悪逆無道なことが許されてよいわけがない」などと使う。
〔類〕悪逆非道(あくぎゃくひどう)/大逆無道(たいぎゃくむどう)/極悪非道(ごくあくひどう)/暴虐非道(ぼうぎゃくひどう)/極悪無道(ごくあくむどう)
――「大逆」は、ひどく悪い行いのこと。「極悪」は、きわめて悪いこと。「暴虐」は、荒々しい行いで人を苦しめしいたげること。
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悪をすれば淵に入る
(あくをすればふちにいる)
悪いことをすれば一時は栄えることができても、いつかはかならず不幸の淵に沈んで、再起できぬことになるというたとえ。
〔類〕因果は皿(さら)の縁
〔出〕道世(どうせい)・法苑樹林(ほうおんじゅりん)
〔会〕「たかがこれくらいのことと思っているのだろうが、悪をすれば淵に入るで、そうやってどんどん落ちてゆくんだぞ」「はい、刑事さん。かならず心を入れ替えますから」
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身の毛がよだつ
(みのけがよだつ)
恐ろしさのために体の毛が逆立つ。また、それほどに恐ろしく感じる。「身の毛もよだつ」「身の毛立つ」ともいう。「サバンナでの動物たちの生存競争の激しさをテレビで見ただけでも身の毛がよだつ光景だ」
〔類〕総毛立つ
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