ふだんの生活のなかで、図形や計算などの言葉を使う機会は意外に多い。そんな算数用語を英語ではどう言うか。知っていそうで知らない算数用語を集めてみた。(「イミダス2002年版」掲載・編集)
掛け算
multiplication(マルティプリケーション)。multi-は「複数、何倍」の意。4×2=8は、four multiplied by two makes(equals)eightあるいは、four times two is eight。掛け算の答え「積」はproduct(プロダクト)。アメリカやイギリスの九九(multiplication table マルティプリケーション・テーブル)は12×12まである
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割り算
division(ディヴィジョン)。divi-は「分割する」。割り算の答え「商」はquotient(クオティエント)。remain(リメイン)は「余り」だが、引き算の答え「差」の意味も。9÷2=4余り1は、nine divided by two equals four with one left over。クルミを「割る」ときはcrack(クラック)、皿や卵を「割る」のはbreak(ブレイク)。
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零
zero(ゼロ)。naught(ノート)、cipher(サイファ・暗号)も零の意。零の記録は紀元876年インドで書かれたものが最初という。「0」は何も「ない」、「無」「空」を表す記号。10(ten)、100(hundred)など位を表すのに不可欠。1000(thousand)、100万(million)、10億(billion)などなど、「無」が「有」を作っている。
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