口中雌黄
(こうちゅうのしおう)
昔、中国で、黄紙に書いた誤字を消すのに雌黄(石黄、砒素の硫化鉱物)を使ったことから、自分の説明の誤りを訂正したり、適切でない表現を直したりすること。
『晋書(しんじょ)―王衍伝』に、「義理有レ所レ不レ安、随即改更、世号二口中雌黄一」とある。
〔例〕「口中雌黄をよいことに、彼は自説を都合よくかえてしまうが、とんでもないことである」などと使う。
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空き樽は音が高い
(あきだるはおとがたかい)
中空の樽をたたくとカンカンと高い音を立てるが、充実した樽は大きな音は立てない。内容のない軽薄な人にかぎって、おおげさな表現や言動が多いものであるというたとえ。
〔類〕浅瀬に仇浪(あだなみ)/食いつく犬は吠(ほ)えつかぬ
〔会〕「よくしゃべるね、あいつは」「会議が長くなっていけない」「しかも、内容ってものがない」「やっぱり、空き樽(だる)は音が高い、ってやつかね」
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大風呂敷を広げる
(おおぶろしきをひろげる)
偉そうに、実行・実現不可能なことを言ったり計画したりする。大言壮語する。「あの人も昔と変わらないな。相変わらず大風呂敷を広げて仲間から飽きられているよ」
〔類〕大口を叩く/法螺を吹く/らっぱを吹く
〔語源〕多くの人の前でとくに大きな風呂敷を広げて見栄(みえ)を張ったことからか。「風呂敷」は、もと、銭湯で脱いだ衣類を包み込むために用いた布。
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