2018年もあっという間に年末ですね。もうすぐクリスマスだし、プレゼントにゲームをあげようとか、誰かにおねだりしようとか、お年玉でゲームソフトを買おうとか、そんなことを考えてワクワクする時期ですよね。私はというと、弟夫婦に子どもが生まれたので、今年は少し長めに帰省しようと思っています。そして、その間に新作のゲームで遊んじゃうぞーと実は企んでおります。そこで今回は、この年末年始に私が遊ぼうと考えている、私的おすすめゲームソフトをご紹介します!
この冬注目の話題作2本は絶対にやるべし
まず1本目は「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」。18年12月20日、スクウェア・エニックスから発売予定のゲームです。PlayStation 4(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)版とNintendo Switch(任天堂)版が発売されるとのことです。
このゲームは、ブロックでできた世界でモノづくりの力を駆使し、「ドラゴンクエスト」の世界観の中で物語を紡ぐ――そんなRPGゲームの2作目です。1作目が大人気でしたのでご存じの人は多いかもしれませんが、私も1作目がとても楽しかったので2作目もプレーします。
主人公となるキャラクターをプレーヤーが操作し、フィールドにある木や土を壊したりモンスターを倒したりして素材を集め、それらの素材で家や武器を作ります。そうして様々なモノを作りつつ物語を進めていくのですが、作った家をモンスターに壊されたり、作った武器でモンスターと戦ったり、いろんなことが起こります。ですので、作る、戦う、物語を進める、といった楽しみが詰まったゲームとなっています。
新作のストーリーがどんなお話か、今からワクワクします! また前作にはなかった今作からの新しい要素として、マルチプレーで友達と一緒にモノづくりを楽しむこともできるみたいです! 皆で協力してブロックで大きな絵を描いてみたり、建物を作ってみたりと、楽しみ方が無限に広がりそう。ロールプレイングゲーム(RPG)の名作「ドラゴンクエスト」のファンはもちろん、これまで同シリーズをやったことがなくても楽しめる内容になっているので、幅広い人におすすめできるゲームです。
2本目は「JUDGE EYES : 死神の遺言」。18年12月13日にセガゲームスから発売のPlayStation 4用ソフトで、この記事をお読みの頃には発売になっていますね。こちらパッケージを見てもらえば一目瞭然なのですが、なんとキムタクこと木村拓哉さんが主人公なのです! 正確には“主人公役を演じるキムタク”なんですが。
発売に先立って、PlayStation 公式オンラインストア(プレイステーションストア)で先行体験版が配布されていたのでプレーしてみたのですが、ミステリーサスペンスドラマの世界で、プレーヤーが主人公になりきって事件の謎をひもといていく、といった感じになっていました。先ほどのキムタクを始め、中尾彬さん、ピエール瀧さん、滝藤賢一さんといった豪華俳優も作中キャラクターを演じています。見知った俳優さんたちがCGキャラクター化されて出てくるので、ゲームなんだけどTVドラマでもあるような、何だか新しい感覚でした。
主人公は元弁護士という設定で、昔、担当した殺人事件で被告の無罪を勝ち取ることができたが、その被告が再び殺人事件を犯したため弁護士を続ける気力を失い、しがない私立探偵へと身を落とす。“何でも屋”といった感じで、のらりくらり生きていたところに、猟奇殺人事件に関する証拠集めの仕事を依頼され、事件の渦中へ引き込まれていき……といったストーリーなのですが、もう先が気になって仕方ないです。
物語の舞台・神室町はちょっとアンダーグラウンドな雰囲気が漂う町で、新宿の歌舞伎町あたりに実在しそうなのがまた面白いところです。これは年末年始でがっつり楽しむべき一作だと思います!
皆でワイワイやるなら懐かしのゲームも
そしてお次は「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」。こちらは前述した2本のような新作ゲームではないのですが、Nintendo Switchの公式オンラインサービス(Nintendo Switch Online)に加入すると、昔懐かしのファミコン用ゲームが遊べるというものです。タイトルが毎月追加されていくので、全部のゲームをクリアしても翌月にはまた別のゲームが楽しめ、飽きることはなさそうです。
利用料は月額300円で、お財布に優しいのもポイント。サービスに加入していれば、任天堂のその他のソフト――例えば「スプラトゥーン2」だったり、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」だったり――のオンライン対戦もできちゃいます。
この「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」の中で、年末年始に家族や親戚、友達と遊ぶのにおすすめしたいゲームは「ダウンタウン熱血物語」です。こちらは私も早速遊んだのですが、2人のプレーヤーが同じ画面内で協力し合えて、かつ長過ぎないストーリーという点が高ポイントです。家に人が集まって、じゃあゲームでもやろうか……となった時、半日くらいで遊びきれる内容がベストだと思います。「ダウンタウン熱血物語」なら、長過ぎないけど物足りなさもない。絶妙な内容で満足できて、しかも協力プレーできるのでワイワイ言いながら一緒に笑い合える。まだプレーしたことがない人はぜひプレーしてみて欲しいですね! ジャンルはアクションRPGです。
最後にご紹介するのは「スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー」。1995年に任天堂から発売されたスーパーファミリーコンピュータ用ソフトで、2人協力プレーができるアクションゲームなのですが、わが家では私と弟が毎年正月にクリアするのが決まりでした。プレーヤーが協力しないと進めない場所があったり、協力して行うアクション操作があったりするので、何度プレーしても楽しいのです。
捕らわれたドンキーコングを助けるため、小ぶりで素早い動きの〈ディクシー〉と〈ディディー〉というキャラクターを操作して敵に挑むのですが、中でも〈ディクシー〉の方は髪をぶんぶん振り回して浮遊することができます。落ちてはいけない場所をクリアできたり、敵を攻撃する時にも狙いを定めやすかったり、とても使いやすいキャラクターですので普段あまりゲームをやらない人にもおすすめできます。任天堂のゲーム機Wii Uでもダウンロード版がリリースされているので、スーパーファミコンを持っていなくてもWii Uがあればプレーできますよ。
あの頃は無名のゲームだってすごかった……
番外編として、昔、私がハマったソフト2本をご紹介します。どちらもあまり知られていない、けれど幼少期の私にはとてもお気に入りだったゲームです。
皆さんは「おねがいモンスター」というゲームを知っていますか? このゲームは99年に、ボトムアップという会社からNINTNDO 64用のソフトとして発売されたものです。私は偶然このゲームと出合い、一人でハマって遊んでいたのですが、周りのゲーマー友達に話しても誰一人として「知ってる!」「そのソフトやった!」と言ってくれる人がいないゲームで、あの楽しかった思い出を共有できる人がいません。
このゲームは、なんと500種類のモンスターを育成することができ、プレーヤーが与える餌の種類によってモンスターが進化するのです。