達人は大観す(たつじんはたいかんす)
立っている者は親でも使え(たっているものはおやでもつかえ)
脱兎の如し(だっとのごとし)
立つ鳥後を濁さず(たつとりあとをにごさず)
立つより返事(たつよりへんじ)
立て板に水(たていたにみず)
蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
縦の物を横にもしない(たてのものをよこにもしない)
盾の両面を見よ(たてのりょうめんをみよ)
立てば芍薬座れば牡丹(たてばしゃくやくすわればぼたん)
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
他人の空似(たにんのそらに)
他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
他人の飯には骨がある(たにんのめしにはほねがある)
他人の飯を食う(たにんのめしをくう)
他人は時の花(たにんはときのはな)
狸寝入り(たぬきねいり)
種のない手品は使われぬ(たねのないてじなはつかわれぬ)
楽しみ極まれば必ず哀しみ生ず(たのしみきわまればかならずかなしみしょうず)
頼めば越後から米搗きにも来る(たのめばえちごからこめつきにもくる)
頼めば鬼も人食わず(たのめばおにもひとくわず)
旅の恥は掻き捨て(たびのはじはかきすて)
旅は憂いもの辛いもの(たびはういものつらいもの)
旅は道連れ世は情け(たびはみちづれよはなさけ)
卵に目鼻(たまごにめはな)
卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ)
玉に瑕(たまにきず)
玉の巵当無きが如し(たまのさかずきそこなきがごとし)
玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)