戻り道は迷わぬ(もどりみちはまよわぬ)
物には時節(ものにはじせつ)
物は試し(ものはためし)
物は八分目(ものははちぶんめ)
焼きが回る(やきがまわる)
薬籠中の物(やくろうちゅうのもの)
山に躓かずして垤に躓く(やまにつまずかずしててつにつまずく)
山の芋で足を衝く(やまのいもであしをつく)
有終の美(ゆうしゅうのび)
油断大敵(ゆだんたいてき)
湯の辞儀は水になる(ゆのじぎはみずになる)
弓折れ矢尽く(ゆみおれやつく)
夢と鷹は合わせ柄(ゆめとたかはあわせがら)
酔いどれ怪我せず(よいどれけがせず)
陽気発する処金石亦透る(ようきはっするところきんせきまたとおる)
用心に怪我なし(ようじんにけがなし)
善く游ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)
選れば選り屑(よればよりくず)
喜んで尻餅をつく(よろこんでしりもちをつく)
理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる)
竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
竜の鬚を蟻が狙う(りゅうのひげをありがねらう)
竜の水を得たるが如し(りゅうのみずをえたるがごとし)
竜馬の躓き(りゅうめのつまずき)
竜門の滝登り(りゅうもんのたきのぼり)
塁を摩す(るいをます)
魯魚の誤り(ろぎょのあやまり)
若木に腰掛けな(わかぎにこしかけな)
若気の無分別(わかげのむふんべつ)
禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)