虎を描いて狗に類す(とらをえがいていぬにるいす)
泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう)
鳶に油揚げを攫われる(とんびにあぶらあげをさらわれる)
泣いても笑っても(ないてもわらっても)
長追いは無益(ながおいはむやく)
流れに棹さす(ながれにさおさす)
泣く子に乳(なくこにちち)
七転び八起き(ななころびやおき)
怠け者の足から鳥が立つ(なまけもののあしからとりがたつ)
生兵法は大怪我の元(なまびょうほうはおおけがのもと)
生物知り川へはまる(なまものしりかわへはまる)
南華の悔い(なんかのくい)
二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
二の舞を演ずる(にのまいをえんずる)
二卵を以て干城の将を棄つ(にらんをもってかんじょうのしょうをすつ)
盗人を見て縄を綯う(ぬすびとをみてなわをなう)
濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)
猫に鰹節(ねこにかつおぶし)
寝ていて転んだ例なし(ねていてころんだためしなし)
謀は密なるを貴ぶ(はかりごとはみつなるをたっとぶ)
恥の上塗り(はじのうわぬり)
始めを慎みて終わりを敬む(はじめをつつしみておわりをつつしむ)
破竹の勢い(はちくのいきおい)
早合点は大間違いの基(はやがてんはおおまちがいのもと)
万事休す(ばんじきゅうす)
贔屓の引き倒し(ひいきのひきだおし)
日暮れて道を急ぐ(ひくれてみちをいそぐ)
膝とも談合(ひざともだんごう)
櫃を買いて珠を還す(ひつをかいてたまをかえす)
日に就り月に将む(ひになりつきにすすむ)