百足の虫は死して僵れず(ひゃくそくのむしはししてたおれず)
百日の説法屁一つ(ひゃくにちのせっぽうへひとつ)
瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)
笛吹けど踊らず(ふえふけどおどらず)
覆車の戒め(ふくしゃのいましめ)
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)
符節を合するが若し(ふせつをがっするがごとし)
分別過ぐれば愚に返る(ふんべつすぐればぐにかえる)
下手な鉄砲も数撃てば当たる(へたなてっぽうもかずうてばあたる)
下手の真ん中上手の縁矢(へたのまんなかじょうずのふちや)
屁を放って尻を窄める(へをひってしりをすぼめる)
暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう)
臍を噛む(ほぞをかむ)
仏頼んで地獄へ落ちる(ほとけたのんでじごくへおちる)
仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)
蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
孫に手を引かれて牢屋(まごにてをひかれてろうや)
木乃伊取りが木乃伊になる(みいらとりがみいらになる)
磨く地蔵鼻を欠く(みがくじぞうはなをかく)
身から出た錆(みからでたさび)
水に近き楼台は先ず月を得(みずにちかきろうだいはまずつきをう)
水の泡となる(みずのあわとなる)
水広ければ魚大なり(みずひろければうおだいなり)
水を乞いて酒を得る(みずをこいてさけをうる)
味噌を付ける(みそをつける)
三日坊主(みっかぼうず)
港口で難船(みなとぐちでなんせん)
棟折れて垂木崩る(むねおれてたるきくずる)
本立ちて道生ず(もとたちてみちしょうず)
元の木阿弥(もとのもくあみ)