商い三年(あきないさんねん)
商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
蟻集まって木を揺るがす(ありあつまってきをゆるがす)
蟻が塔を組む(ありがとうをくむ)
粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
石に立つ矢(いしにたつや)
石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
一念天に通ず(いちねんてんにつうず)
運鈍根(うんどんこん)
縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
斧を研いで針にする(おのをといではりにする)
思う念力岩をも通す(おもうねんりきいわをもとおす)
女の一念岩をも通す(おんなのいちねんいわをもとおす)
櫂は三年櫓は三月(かいはさんねんろはみつき)
駆け馬にも鞭(かけうまにもむち)
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
金の鎖も引けば切れる(かねのくさりもひけばきれる)
金の草蛙で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
鉦や太鼓で捜す(かねやたいこでさがす)
痒い所に手が届く(かゆいところにてがとどく)
瓦も磨けば玉となる(かわらもみがけばたまとなる)
韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)
艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)
堪忍五両 思案十両(かんにんごりょう しあんじゅうりょう)
堪忍は一生の宝(かんにんはいっしょうのたから)
汗馬の労(かんばのろう)
愚公山を移す(ぐこうやまをうつす)