本当に家族を大切にするために出した結論が、多くの場合、「家族と離れる」だったこと。そして他人介護のフル活用だったこと。ここには、これからの高齢化社会を生きるヒントも隠されている気がするのだ。
そんな先駆者たちのノウハウこそ、政治の場で取り上げられるべきことではないか。
が、この国では選択的夫婦別姓すら認められないままで、しかもその夫婦別姓について、自民党は21年3月10日、男性議員だけで論点を整理することを発表した。
その後3月25日、別姓に賛成する自民党議員らによって議員連盟が立ち上げられたようだが、一体どうなるのか。しっかり見ていきたいと思っている。
次回は5月4日(火)の予定です。