第20回:2014年ブラジル大会(開催期間2014年6月12日~7月13日)
出場国・地域:32
予選参加国・地域:203 出場枠 欧州13、南米4.5(+開催国:ブラジル)、北中米カリブ3.5、アジア4.5、アフリカ5、オセアニア0.5
欧州:イタリア、イングランド、オランダ、ギリシャ、クロアチア、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、ロシア
南米:アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、コロンビア、チリ、ブラジル
北中米カリブ:アメリカ、コスタリカ、ホンジュラス、メキシコ
アジア: イラン、オーストラリア、韓国、日本
アフリカ:アルジェリア、ガーナ、カメルーン、コートジボワール、ナイジェリア
優勝国:ドイツ
得点王:ハメス・ロドリゲス(コロンビア)6得点
優秀選手:リオネル・メッシ(アルゼンチン)、トーマス・ミュラー(ドイツ)、アリエ・ロッベン(オランダ) 優秀GK:マヌエル・ノイアー(ドイツ)
決勝:2014年7月13日(リオデジャネイロ)ドイツ0-0アルゼンチン(延長1-0)
グループリーグ表(勝ち点:勝ち3、分け1、負け0。各グループ1位と2位が決勝トーナメント進出)

決勝トーナメント

*第20回の開催国はブラジル。1950年大会以来64年ぶりの開催となった。予選には過去最高の203の国・地域が参加したが過去の優勝国はすべて出場、初出場はボスニア・ヘルツェゴビナのみ(ただしかつてユーゴスラビアの構成国としての参加はあり)で波乱のない予選であった。
*今大会で初めて、ボールがゴールラインを超えているかを機械で判定するゴールラインテクノロジーが導入された。
*日本代表はイタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督のもと、2011年にアジアカップを制覇、ヨーロッパの強豪との親善試合でも結果を残し期待は高かったが、結果は1分け2敗でグループリーグ敗退となった。

日本は初戦のコートジボワール戦、本田圭佑(左)のゴールで先制するも後半に逆転された(写真:AP/アフロ)
*日本との第3戦でも大勝したコロンビアが躍進。4連勝で準々決勝に駒を進めた。チームの攻撃をけん引したエースのハメス・ロドリゲスは、6得点で大会得点王に輝いた。またゴールキーパーのファリド・モンドラゴンが、日本戦で途中出場し、43歳と3日で大会最年長出場記録を達成した。
大会得点王のコロンビアのハメス・ロドリゲス(左)、大会最年長出場記録を達成したモンドラゴン(右)(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
*そのコロンビアを準々決勝で破ったのは開催国のブラジル。2対1で勝利。だが、ブラジルのエースのネイマールが試合終了間際に相手のファウルで脊椎骨折の大ケガをしてしまう。またディフェンスの要であり、チームのキャプテンでもあるチアゴ・シウバが累積2枚目のイエローカードを受けて次戦出場停止になるなど準決勝に不安が残る試合となった。
*準決勝に進んだブラジルの相手はドイツ。しかし、前半10分の失点を皮切りに連続失点。前半のうちに5点を失う。後半もドイツの勢いは止まらず、ブラジルも終了間際に1点を返したが終わってみれば1-7の歴史的敗北。自国開催でのこの大敗に、地元サポーターが試合後に暴動を起こすなどの事件も起きている。この試合は1950年第4回の自国開催大会の決勝でウルグアイに逆転負けした「マラカナンの悲劇」になぞらえて、「ミネイロンの惨劇」と呼ばれている。

ブラジルがドイツに7失点という大敗は世界に衝撃を与えた(写真:ロイター/アフロ)
*優勝はドイツ。堅守で勝ち上がったアルゼンチンを破って4度目の栄冠をつかんだ。アルゼンチンは決勝で、攻撃の一翼を担っていたディ・マリアがケガで欠場。攻撃はリオネル・メッシのアイデアのみに頼っていた。試合はスコアレスで進み、延長112分にマリオ・ゲッツェがゴールを決め、これが決勝点となりドイツの優勝で今大会の幕は閉じられた。

アルゼンチンとの決勝戦でゴールを決めるドイツのマリオ・ゲッツェ(左)(写真:AP/アフロ)

4度目のワールドカップ制覇となったドイツ代表(写真:AP/アフロ)