荒唐無稽
(こうとうむけい)
言動に根拠がなくでたらめであること。「荒唐」は、言葉や考え方に根拠が認められないこと。「無稽」は、根拠がないこと。でたらめ。
〔例〕「剣の達人である主人公が、悪者を次々に打ち倒していくというような荒唐無稽な時代劇を、よくも飽きずに見ていられるね」とか、「この監督が演出した映画は、あまりに非現実的だとけなす人もいるが、一見、荒唐無稽と見える裏側に真実が隠されているのだとわたしには思える」などと使ったりする。
〔類〕荒唐不稽(こうとうふけい)/荒誕不稽(こうたんふけい)/荒誕無稽(こうたんむけい)/無稽荒唐(むけいこうとう)/妄誕無稽(もうたんむけい)
――「荒誕」と「妄誕」は、言葉や考え方に根拠が認められないこと。
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能書きの読めぬ所に効き目あり
(のうがきのよめぬところにききめあり)
効能書きがむずかしく、読めないところが一段と権威がありそうで、薬もよく効くような気がすることをいう。物事はすべてが丸見えでないほうが、尊く感じられるというたとえ。
〔類〕効能書きの読めぬ所に効能あり
〔会〕「この絵、前衛的というか、でたらめとしか思えないな。どうしてこんなのが金賞なんだろう」「ほら、能書きの読めぬ所に効き目ありっていうじゃない。審査員も案外、何を描いたか分かってないのかもしれないよ」
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与太を飛ばす
(よたをとばす)
口から出任せを言う。でたらめなことを言う。「宴席がちょっと白けたとき、すかさず彼が与太を飛ばして盛り上げようとした」
〔語源〕「与太」は、与太郎(知恵の足りない者、愚か者を擬人化した語)の略で、その語意は、(1)ばか者、あほう。(2)でたらめ、ごまかし、冗談。(3)ならず者、不良。(4)役に立たないこと。
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