とかく浮き世は色と酒(とかくうきよはいろとさけ)
時に遇えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる)
時の花を挿頭にせよ(ときのはなをかざしにせよ)
時は得難くして失い易し(ときはえがたくしてうしないやすし)
時は金なり(ときはかねなり)
時人を待たず(ときひとをまたず)
徳ある者は必ず言あり(とくあるものはかならずげんあり)
徳孤ならず(とくこならず)
読書百遍義自ずから見る(どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)
十口一口にこときれず(とくちひとくちにこときれず)
毒にも薬にもならぬ(どくにもくすりにもならぬ)
毒薬変じて薬となる(どくやくへんじてくすりとなる)
独立の影に慚じず(どくりつのかげにはじず)
毒を食わば皿まで(どくをくわばさらまで)
徳を以て怨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ)
毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
どこで暮らすも一生(どこでくらすもいっしょう)
どこの烏も黒さは変わらぬ(どこのからすもくろさはかわらぬ)
床の間の置き物(とこのまのおきもの)
所変われば品変わる(ところかわればしなかわる)
年が薬(としがくすり)
年取れば金より子(としとればかねよりこ)
年には勝てぬ(としにはかてぬ)
年寄りの冷や水(としよりのひやみず)
年寄りの昔話(としよりのむかしばなし)
塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ)
とどのつまり(とどのつまり)
隣の火事に騒がぬ者なし(となりのかじにさわがぬものなし)
隣の花は赤い(となりのはなはあかい)
図南の翼(となんのつばさ)