怒髪冠を衝く(どはつかんむりをつく)
鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)
鳶に油揚げを攫われる(とびにあぶらあげをさらわれる)
鳶も居住まいから鷹に見える(とびもいずまいからたかにみえる)
飛ぶ鳥後を濁さず(とぶとりあとをにごさず)
飛ぶ鳥も落とす勢い(とぶとりもおとすいきおい)
富みては驕り貧しければ諂う(とみてはおごりまずしければへつらう)
富は屋を潤し徳は身を潤す(とみはおくをうるおしとくはみをうるおす)
朋有り遠方より来たる(ともありえんぽうよりきたる)
友と酒は古いほど良い(ともとさけはふるいほどよい)
虎狼より人の口畏し(とらおおかみよりひとのくちおそろし)
取らずの大関(とらずのおおぜき)
虎に追われた者は虎の絵に怖じる(とらにおわれたものはとらのえにおじる)
虎に翼(とらにつばさ)
捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
虎の威を藉る狐(とらのいをかるきつね)
虎の尾を踏む(とらのおをふむ)
虎は死して皮を留め人は死して名を残す(とらはししてかわをとどめひとはししてなをのこす)
虎は千里行って千里帰る(とらはせんりいってせんりかえる)
虎を描いて狗に類す(とらをえがいていぬにるいす)
虎を野に放つ(とらをのにはなつ)
虎を養って患いを遺す(とらをやしなってうれいをのこす)
取り付く島もない(とりつくしまもない)
鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)
鳥の両翼 車の両輪(とりのりょうよく くるまのりょうりん)
鳥は枝の深きに集まる(とりはえだのふかきにあつまる)
泥棒に追い銭(どろぼうにおいせん)
泥棒の逆恨み(どろぼうのさかうらみ)
泥棒も十年(どろぼうもじゅうねん)
泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう)