赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
悪事千里を行く(あくじせんりをゆく)
悪事身にとまる(あくじみにとまる)
悪に強ければ善にも強い(あくにつよければぜんにもつよい)
悪木盗泉(あくぼくとうせん)
悪をすれば淵に入る(あくをすればふちにいる)
頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)
新しい草鞋を鍋取りに使う(あたらしいわらじをなべとりにつかう)
中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)
網呑舟の魚を漏らす(あみどんしゅうのうおをもらす)
雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
家に鼠 国に盗人(いえにねずみ くににぬすびと)
石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
一枚の紙にも裏表(いちまいのかみにもうらおもて)
一網打尽(いちもうだじん)
一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)
一斑を見て全豹を卜す(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
芋の煮えたも御存知ない(いものにえたもごぞんじない)
困果応報(いんがおうほう)
因果の小車(いんがのおぐるま)
陰徳あれば陽報あり(いんとくあればようほうあり)
後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)
後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)
内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
兎の毛で突いた程(うのけでついたほど)