針で掘って鍬で埋める(はりでほってくわでうめる)
日勘定では足らぬが月勘定では余る(ひかんじょうではたらぬがつきかんじょうではあまる)
左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)
人の牛蒡で法事する(ひとのごぼうでほうじする)
人の疝気を頭痛に病む(ひとのせんきをずつうにやむ)
人の女房と枯れ木の枝ぶり(ひとのにょうぼうとかれきのえだぶり)
火の車(ひのくるま)
貧家には故人疎し(ひんかにはこじんうとし)
貧者の一灯(ひんじゃのいっとう)
貧すれば鈍する(ひんすればどんする)
貧賤の友忘るべからず(ひんせんのともわするべからず)
貧にして楽しむ(ひんにしてたのしむ)
貧は士の常(ひんはしのつね)
貧は諸道の妨げ(ひんはしょどうのさまたげ)
貧は世界の福の神(ひんはせかいのふくのかみ)
貧は菩提の種 富は輪廻の絆(ひんはぼだいのたね とみはりんねのきずな)
貧は病より苦し(ひんはやまいよりくるし)
貧乏神の渋団扇(びんぼうがみのしぶうちわ)
貧乏恐いものなし(びんぼうこわいものなし)
貧乏に棒なし(びんぼうにぼうなし)
貧乏人の子沢山(びんぼうにんのこだくさん)
貧乏は達者の基(びんぼうはたっしゃのもと)
貧乏暇なし(びんぼうひまなし)
貧ほど深き隠れ家はなし(ひんほどふかきかくれがはなし)
富貴なれば驕奢を生ず(ふうきなればきょうしゃをしょうず)
武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
古川に水絶えず(ふるかわにみずたえず)
弁当持ち先に食わず(べんとうもちさきにくわず)
坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)
見栄張るより頬張れ(みえはるよりほおばれ)