卵に目鼻(たまごにめはな)
男子の一言金鉄の如し(だんしのいちごんきんてつのごとし)
男女七歳にして席を同じゅうせず(だんじょななさいにしてせきをおなじゅうせず)
釣り合わぬは不縁の元(つりあわぬはふえんのもと)
遠くて近きは男女の仲(とおくてちかきはだんじょのなか)
仲人は宵の中(なこうどはよいのうち)
生木を裂く(なまきをさく)
膾は酢でもて男は気でもて(なますはすでもておとこはきでもて)
成ると成らぬは目元で知れる(なるとならぬはめもとでしれる)
二度添いは可愛い(にどぞいはかわいい)
布は緯から男は妻から(ぬのはぬきからおとこはめから)
濡れぬ先こそ露をも厭え(ぬれぬさきこそつゆをもいとえ)
飲む打つ買う(のむうつかう)
鼻毛を伸ばす(はなげをのばす)
鼻毛を読む(はなげをよむ)
早く産を求めて晩く妻を娶れ(はやくさんをもとめておそくつまをめとれ)
番茶も出花(ばんちゃもでばな)
万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
美女は生を断つ斧(びじょはせいをたつおの)
美人に年なし(びじんにとしなし)
美人は言わねど隠れなし(びじんはいわねどかくれなし)
氷炭相愛す(ひょうたんあいあいす)
比翼連理(ひよくれんり)
深くなるほど無分別(ふかくなるほどむふんべつ)
巫山の夢(ふざんのゆめ)
文はやりたし書く手は持たぬ(ふみはやりたしかくてはもたぬ)
惚れたが因果(ほれたがいんが)
惚れた腫れたは当座の内(ほれたはれたはとうざのうち)
惚れた病に薬なし(ほれたやまいにくすりなし)
惚れて通えば千里も一里(ほれてかよえばせんりもいちり)