水心あれば魚心(みずごころあればうおごころ)
明眸皓歯(めいぼうこうし)
目病み女に風邪ひき男(めやみおんなにかぜひきおとこ)
本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし)
元の鞘へ収まる(もとのさやへおさまる)
焼き餅焼いても食い手なし(やきもちやいてもくいてなし)
焼き餅焼くとて手を焼くな(やきもちやくとててをやくな)
焼き餅焼くなら狐色(やきもちやくならきつねいろ)
焼け木杭には火が付き易い(やけぼっくいにはひがつきやすい)
湯上がりには伯父坊主が惚れる(ゆあがりにはおじぼうずがほれる)
夜目遠目笠の内(よめとおめかさのうち)
落花情あれども流水意なし(らっかじょうあれどもりゅうすいいなし)
落花流水の情(らっかりゅうすいのじょう)
梨花一枝春の雨を帯ぶ(りかいっしはるのあめをおぶ)
離別の後の悋気(りべつののちのりんき)
両手に花(りょうてにはな)
瑠璃は脆し(るりはもろし)
六根清浄一根不浄(ろっこんしょうじょういっこんふじょう)
藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ)
破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)