愛想尽かしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
会いたいが情 見たいが病(あいたいがじょう みたいがやまい)
秋風が立つ(あきかぜがたつ)
秋の扇(あきのおうぎ)
悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
頭禿げても浮気は止まぬ(あたまはげてもうわきはやまぬ)
あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
痘痕も靨(あばたもえくぼ)
油壺から出たよう(あぶらつぼからでたよう)
鮑の片思い(あわびのかたおもい)
出雲の神より恵比寿の紙(いずものかみよりえびすのかみ)
磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)
一押し二金三男(いちおしにかねさんおとこ)
色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
色は思案の外(いろはしあんのほか)
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
浮き草は思案の外の誘う水(うきくさはしあんのほかのさそうみず)
梅に鶯(うめにうぐいす)
鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)
縁は異なもの味なもの(えんはいなものあじなもの)
屋烏の愛(おくうのあい)
男心と秋の空(おとこごころとあきのそら)
男の四十は分別盛り(おとこのしじゅうはふんべつざかり)
男は三年に一度笑う(おとこはさんねんにいちどわらう)
男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
男は度胸女は愛嬌(おとこはどきょうおんなはあいきょう)
男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く(おとこやもめにうじがわきおんなやもめにはながさく)
鬼も十八 番茶も出花(おにもじゅうはち ばんちゃもでばな)