お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)
女三人寄れば姦しい(おんなさんにんよればかしましい)
女ならでは夜が明けぬ(おんなならではよがあけぬ)
女の髪の毛には大象も繋がる(おんなのかみのけにはたいぞうもつながる)
海棠の眠り未だ足らず(かいどうのねむりいまだたらず)
偕老同穴の契り(かいろうどうけつのちぎり)
鏡は女の魂(かがみはおんなのたましい)
陰裏の豆もはじけ時(かげうらのまめもはじけどき)
木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)
義理と褌は欠かされぬ(ぎりとふんどしはかかされぬ)
琴瑟相和す(きんしつあいわす)
傾城に誠なし(けいせいにまことなし)
外面似菩薩内心如夜叉(げめんじぼさつないしんにょやしゃ)
恋に上下の隔てなし(こいにじょうげのへだてなし)
鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
恋の山には孔子の倒れ(こいのやまにはくじのたおれ)
恋の闇(こいのやみ)
恋は曲者(こいはくせもの)
恋は思案の外(こいはしあんのほか)
紅一点(こういってん)
小糠三合持ったら婿に行くな(こぬかさんごうもったらむこにいくな)
三十振袖四十島田(さんじゅうふりそでしじゅうしまだ)
敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
知らぬは亭主ばかりなり(しらぬはていしゅばかりなり)
好いた水仙 好かれた柳(すいたすいせん すかれたやなぎ)
据え膳食わぬは男の恥(すえぜんくわぬはおとこのはじ)
千里も一里(せんりもいちり)
蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
立てば芍薬座れば牡丹(たてばしゃくやくすわればぼたん)