桜花爛漫
(おうからんまん)
桜の花が、今を盛りに咲き乱れているさま。「爛漫」は、花が咲き乱れているようす。
〔例〕「桜の季節だし、そろそろ花見でもやろう。なんでも来週あたりが桜花爛漫。いちばんきれいなころだっていうから、今度の日曜日はどうだろう」とか、「彼女と桜花爛漫の城山を散歩するのは最高の気分だよ」などと使ったりする。
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三日見ぬ間の桜
(みっかみぬまのさくら)
わずか3日見ないあいだに、固くつぼんでいた桜の花は満開となり、やがて散っていってしまった。世の中の移り変わりの激しいことをいい、めまぐるしく短期間に変化することにたとえる。
〔出〕歌舞伎(かぶき)・青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)
〔会〕「しばらく外国へ行っているあいだに、日本もずいぶん変わったもんだね」「三日見ぬ間の桜といってね、世の中の移り変わりは早いものよ」
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我が世の春
(わがよのはる)
自分の一生のうちで、いちばんすばらしいとき。また、何事も自分の思いどおりになる、最も得意な時期。「仕事も家庭も順調で、いま考えるとあのころぼくは我が世の春を満喫していたんですね」
〔語源〕「春」は、(比喩(ひゆ)的に)勢いの盛んな時期。また、得意な時期。「人生の春」の「春」も同じ意。
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