再三再四
(さいさんさいし)
繰り返し。たびたび。あることを2度も3度も繰り返すこと。再三を強調した言葉。
〔例〕「その花瓶だけはていねいに扱うようにと、再三再四、注意したでしょう。それなのにこわすんだから」といったり、「山中さんには、金を返してくれるよう再三再四、催促しましたが、1度も色よい返事はもらえませんでした」などと使ったりする。
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酒は飲むべし飲むべからず
(さけはのむべしのむべからず)
酒はたしなむ程度に飲むのはよいが、現実には飲み過ぎて失敗することが多い。ほどほどにすることは困難であるから、けっきょくは飲まないに越したことはないことをいう。「酒は飲むとも飲まるるな」によく似た句だが、あちらは、ほどほどに飲めの意であるが、これは飲むなという意のほうに重きが置かれている。
〔会〕「目が覚めたら、青あざができてたよ」「ゆうべ、飲み屋で客と大げんかしたろ、覚えてないの。まったく酒は飲むべし飲むべからずだな」
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どすが利く
(どすがきく)
声に、相手を威圧するすごみがある。「事務所に抗議に行くと、どすが利いた声が飛んできたので驚いた」
〔語源〕「どす」は、「脅(おど)す」の略という。意味は、(1)短刀や匕首(あいくち)。(2)すごみ。
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