ふだんの生活のなかで、図形や計算などの言葉を使う機会は意外に多い。そんな算数用語を英語ではどう言うか。知っていそうで知らない算数用語を集めてみた。(「イミダス2002年版」掲載・編集)
三角形
triangle(トライアングル)。tri-は3を表す接頭辞。angleは角。楽器のトライアングルはその形から。「三角定規」もtriangle。tri-の接頭辞が付く言葉にはほかにトライアスロン(triathlon)、トリプル(triple)、トリオ(trio)など。ちなみに「三角関係」はthe eternal triangle(エターナル・トライアングル)で永遠の三角形。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
正三角形
equilateral triangle(イクワラテラル・トライアングル)。equi-は「等しい」、lateralは「側面」の意。直角三角形はright angled triangle (ライト・アングルド・トライアングル)、right angleは「直角」。二等辺三角形はisosceles(アイソサリーズ)を付けて、isosceles triangle。iso-とscelesで「等しい二つの辺」。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
四角形
quadrangle(クワドラングル)。quadr-が「4」を表す。四つの角がすべて直角である四辺形(長方形)がrectangle(レクタングル)。rect-は直角の意。「横長の四角形」なのでoblong(オブロング)とも。「角」を表す言葉にはコーナー(corner 曲がり角、隅)、エッジ(edge へり、縁)など。角度の単位はdegree(ディグリー)。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
正方形
square(スクエア)。四辺の長さが等しく、四つの角がすべて直角である四辺形をsquareというが、四角いものも指す。サッカーなどでサイドラインに対する直角方向、チェス盤の目、四角い広場など。大学帽のような角帽は「square cap」(スクエア・キャップ)。俗語で「square eyes」は「テレビに熱中する人」。
◆その他のミニ知識はこちら!【英語で算数してみると】