良知良能
(りょうちりょうのう)
考えないでも知ることができる知恵と、教えを受けないでも行うことができる能力という意味で、人間が生まれながらにして身につけている心の働き。人間のもっている先天的な知恵と能力をいう。
『孟子(もうし)―尽心・上』に、「人之所二不レ学而能一者、其良能也。人之所二不レ慮而知一者、其良知也」とある。
〔例〕「子供たちがもって生まれた良知良能を伸ばしてやるというのが、ほんとうの教育ではないでしょうか」などと使ったりする。
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能事畢る
(のうじおわる)
やるだけのことは、すべて終わったことをいう。
〔出〕易経(えききょう)
〔会〕「ようし、年内の仕事は全部片づけたぞ。あとは正月を迎えるだけ、と」「これで能事畢(おわ)れりと思ったら大間違いだ。仕事の終わった人から、大掃除を始めてくれ」
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能がない
(のうがない)
(1)能力・才能がない。「息子には今のところは好きだから野球をやらせているが、いずれにせよ能がないからプロの道などとてもむりだ」 (2)考え・くふうが足りない。「いつも同じ店ばかりで飲んでいても能がないので、たまには新規の店も探してみよう」
〔語源〕「物事を成し遂げる能力がない」の意から。「能なし」は、なんの取り柄もないこと・人。役立たず。
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