威あって猛からず(いあってたけからず)
言いたい事は明日言え(いいたいことはあすいえ)
言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
家に鼠 国に盗人(いえにねずみ くににぬすびと)
家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
鋳掛け屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう)
烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
怒りは敵と思え(いかりはてきとおもえ)
錨を蟻が引くよう(いかりをありがひくよう)
怒りを遷さず(いかりをうつさず)
怒れる拳 笑顔に当たらず(いかれるこぶし えがおにあたらず)
怒れる者は内空し(いかれるものはうちむなし)
生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
生き身は死に身(いきみはしにみ)
異曲同工(いきょくどうこう)
行く行くの長居り(いくいくのながおり)
戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
生け簀の鯉(いけすのこい)
意見と餅は搗くほど練れる(いけんともちはつくほどねれる)
諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
いざ鎌倉(いざかまくら)
石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
石に灸(いしにきゅう)
石に漱ぎ流れに枕す(いしにくちすすぎながれにまくらす)
石に立つ矢(いしにたつや)
石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)