情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)
情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)
梨の礫(なしのつぶて)
済す時の閻魔顔(なすときのえんまがお)
為せば成る(なせばなる)
名高の骨高(なだかのほねだか)
夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
夏の虫氷を笑う(なつのむしこおりをわらう)
夏の餅と夫婦喧嘩は犬も食わぬ(なつのもちとふうふげんかはいぬもくわぬ)
七重の膝を八重に折る(ななえのひざをやえにおる)
七転び八起き(ななころびやおき)
七下がり七上がり(ななさがりななあがり)
七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
名の勝つは恥なり(なのかつははじなり)
名のない星は宵から出る(なのないほしはよいからでる)
名は実の賓(なはじつのひん)
名は体を現す(なはたいをあらわす)
ナポリを見てから死ね(ナポリをみてからしね)
生木を裂く(なまきをさく)
怠け者の足から鳥が立つ(なまけもののあしからとりがたつ)
怠け者の節供働き(なまけもののせっくばたらき)
膾は酢でもて男は気でもて(なますはすでもておとこはきでもて)
生兵法は大怪我の元(なまびょうほうはおおけがのもと)
生物知り川へはまる(なまものしりかわへはまる)
生酔い本性違わず(なまよいほんしょうたがわず)
訛りは国の手形(なまりはくにのてがた)
蛞蝓に塩(なめくじにしお)
習い性と成る(ならいせいとなる)
習うより慣れろ(ならうよりなれろ)