靴を隔てて痒きを掻く(くつをへだててかゆきをかく)
鴻毛を以て炉炭の上に燎く(こうもうをもってろたんのうえにやく)
心は二つ身は一つ(こころはふたつみはひとつ)
琴柱に膠す(ことじににかわす)
ごまめの歯ぎしり(ごまめのはぎしり)
三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
三面六臂(さんめんろっぴ)
四面楚歌(しめんそか)
守株(しゅしゅ)
須弥山と丈くらべ(しゅみせんとたけくらべ)
升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
進退これ谷まる(しんたいこれきわまる)
生は難く死は易し(せいはかたくしはやすし)
狭き門より入れ(せまきもんよりいれ)
先入主となる(せんにゅうしゅとなる)
千万人と雖も我往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
大海を手で塞ぐ(たいかいをてでふさぐ)
多岐亡羊(たきぼうよう)
旅は憂いもの辛いもの(たびはういものつらいもの)
長鞭馬腹に及ばず(ちょうべんばふくにおよばず)
爪の立てる所もない(つめのたてるところもない)
梃子でも動かぬ(てこでもうごかぬ)
天を指して魚を射る(てんをさしてうおをいる)
東海の墓普請(とうかいのはかぶしん)
灯心で竹の根を掘る(とうしんでたけのねをほる)
蟷螂の斧(とうろうのおの)
塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ)
取り付く島もない(とりつくしまもない)
逃ぐるが一の手(にぐるがいちのて)