朝礼暮改
(ちょうれいぼかい)
朝に出した法令を夕方には変更することをいい、法令や命令がめまぐるしく改変されて、定まらないことにたとえる。
〔類〕朝改暮変/朝立暮廃/天下法度三日法度
〔出〕ちょう錯(ちょうそ)
〔会〕「このプランで進めるようにって、言ったのは課長だぜ。それなのになんだよ、まるでおれが一人走りしたみたいに……」「よせよせ、言っても無駄だ。朝令暮改(ちょうれいぼかい)は上司の特権っていうじゃないか」
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二足の草鞋を履く
(にそくのわらじをはく)
(むかし博徒が十手をあずかり、賭博(とばく)などを取り締まる捕吏をも兼ねたことから) 本質的に両立できないような、2種類の職業に従事することをいう。
〔会〕「こんど、うちで喫茶店を始めたんだ。おまえも遊びに来てくれよな」「すごいな、これで二足の草鞋(わらじ)を履くわけか」「何言ってるんだよ。昼間は会社で雇われ身、夜は夜で女房に言われて雇われ主人さ。これじゃ身がもたないよ」
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座右の銘
(ざゆうのめい)
日常、身辺に書き記しておいて生活上の戒めとする格言・箴言(しんげん)など。「“己を責めて人を責めるな”がわたしの座右の銘です」
〔語源〕「座右」は、座席の右。転じて、自分の身の周り。「銘」は、ここでは、戒めの言葉。
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