斧を研いで針にする(おのをといではりにする)
尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
お髭の塵を取る(おひげのちりをとる)
帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)
お臍が宿替えする(おへそがやどがえする)
溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)
お前追従する者は必ず陰にて謗る(おまえついしょうするものはかならずかげにてそしる)
お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
思う事言わねば腹ふくる(おもうこといわねばはらふくる)
思う念力岩をも通す(おもうねんりきいわをもとおす)
重荷に小づけ(おもににこづけ)
親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
親子は一世(おやこはいっせ)
親擦れより友擦れ(おやずれよりともずれ)
親と月夜はいつも良い(おやとつきよはいつもよい)
親に先立つは不孝(おやにさきだつはふこう)
親に似ぬ子は鬼子(おやににぬこはおにご)
親の因果が子に報いる(おやのいんががこにむくいる)
親の恩は子で送る(おやのおんはこでおくる)
親の恩より義理の恩(おやのおんよりぎりのおん)
親の心子知らず(おやのこころこしらず)
親の慈悲 子故の闇(おやのじひ こゆえのやみ)
親の十七子は知らぬ(おやのじゅうしちこはしらぬ)
親の光は七光(おやのひかりはななひかり)
親の欲目(おやのよくめ)
親は親 子は子(おやはおや こはこ)