才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず)
塞翁が馬(さいおうがうま)
細工は流々仕上げを御覧じろ(さいくはりゅうりゅうしあげをごろうじろ)
細工貧乏人宝(さいくびんぼうひとだから)
歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)
才子才に倒れる(さいしさいにたおれる)
才子多病(さいしたびょう)
采薪の憂い(さいしんのうれい)
材大なれば用を為し難し(ざいだいなればようをなしがたし)
才智は身の仇(さいちはみのあだ)
賽は投げられた(さいはなげられた)
竿の先に鈴(さおのさきにすず)
鷺を烏(さぎをからす)
先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)
策士策に溺れる(さくしさくにおぼれる)
酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
酒は飲むとも飲まるるな(さけはのむとものまるるな)
酒は飲むべし飲むべからず(さけはのむべしのむべからず)
酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
酒は本心を現す(さけはほんしんをあらわす)
雑魚の魚交じり(ざこのととまじり)
囁き千里(ささやきせんり)
座して喫えば山も空し(ざしてくらえばやまもむなし)
砂上の楼閣(さじょうのろうかく)
沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
五月の鯉の吹き流し(さつきのこいのふきながし)
鯖の生き腐れ(さばのいきぐされ)
皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
猿の尻笑い(さるのしりわらい)
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)