落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
鬼の空念仏(おにのそらねんぶつ)
尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)
河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)
角じゃ世間が渡られぬ(かくじゃせけんがわたられぬ)
隠すより現る(かくすよりあらわる)
隠れたるより見るるはなし(かくれたるよりあらわるるはなし)
駕籠に乗る人担ぐ人 そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと そのまたわらじをつくるひと)
堅い木は折れる(かたいきはおれる)
壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
噛む馬はしまいまで噛む(かむうまはしまいまでかむ)
烏の行水(からすのぎょうずい)
感心上手の行い下手(かんしんじょうずのおこないべた)
邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
来る者は拒まず(きたるものはこばまず)
昨日の友は今日の敵(きのうのともはきょうのてき)
昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
木の股から生まれる(きのまたからうまれる)
木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
今日あって明日ない身(きょうあってあすないみ)
京に田舎あり(きょうにいなかあり)
京の着倒れ 大阪の食い倒れ(きょうのきだおれ おおさかのくいだおれ)
喬木は風に折らる(きょうぼくはかぜにおらる)
虚舟を浮かぶ(きょしゅうをうかぶ)
居は気を移す(きょはきをうつす)
虚名久しく立たず(きょめいひさしくたたず)
奇麗な花は山に咲く(きれいなはなはやまにさく)
軌を一にす(きをいつにす)
義を見て為ざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)