槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)
食うだけなら犬でも食う(くうだけならいぬでもくう)
公卿にも襤褸(くげにもつづれ)
臭い物身知らず(くさいものみしらず)
腐れ縁は離れず(くされえんははなれず)
櫛の歯を引く(くしのはをひく)
癖ある馬に能あり(くせあるうまにのうあり)
朽ち木は柱と成らず(くちきははしらとならず)
車の両輪(くるまのりょうりん)
暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
君子は器ならず(くんしはきならず)
けい蛄は春秋を知らず(けいこはしゅんじゅうをしらず)
下衆の一寸(げすのいっすん)
家来とならねば家来は使えぬ(けらいとならねばけらいはつかえぬ)
好事も無きに如かず(こうじもなきにしかず)
好事門を出でず悪事千里を行く(こうじもんをいでずあくじせんりをゆく)
狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
郷に入っては郷に従う(ごうにいってはごうにしたがう)
高木は風に嫉まる(こうぼくはかぜにねたまる)
紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
呉越同舟(ごえつどうしゅう)
呉牛月に喘ぐ(ごぎゅうつきにあえぐ)
告朔の羊(こくさくのきよう)
事が延びれば尾鰭が付く(ことがのびればおひれがつく)
ごまめでも尾頭付き(ごまめでもおかしらつき)
転がる石には苔が生えぬ(ころがるいしにはこけがはえぬ)
塞翁が馬(さいおうがうま)
竿の先に鈴(さおのさきにすず)
囁き千里(ささやきせんり)
五月の鯉の吹き流し(さつきのこいのふきながし)