一夜が明くれば鬼が礼に来る(いちやがあくればおにがれいにくる)
一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
一炊の夢(いっすいのゆめ)
一波動けば万波生ず(いっぱうごけばまんぱしょうず)
命あっての物種(いのちあってのものだね)
命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
色気より食い気(いろけよりくいけ)
有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
浮き沈み七度(うきしずみななたび)
浮き世は心次第(うきよはこころしだい)
浮き世は回り持ち(うきよはまわりもち)
浮き世は回る水車(うきよはまわるみずぐるま)
浮き世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)
内弁慶の外地蔵(うちべんけいのそとじぞう)
独活の大木(うどのたいぼく)
海に千年 山に千年(うみにせんねん やまにせんねん)
噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
栄華あれば必ず憔悴あり(えいがあればかならずしょうすいあり)
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
蝦踊れども川を出でず(えびおどれどもかわをいでず)
遠水近火を救わず(えんすいきんかをすくわず)
縁と月日は末を待て(えんとつきひはすえをまて)
炎にして付き 寒にして棄つ(えんにしてつき かんにしてすつ)
遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
横着者の節供働き(おうちゃくもののせっくばたらき)
大阪の食い倒れ京の着倒れ(おおさかのくいだおれきょうのきだおれ)
驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)