それなのに、女性をターゲットに敷居を低くやろうなんて、私たちの憲法カフェの真似をしてるのかなと思ってますが、この会のような、市民運動を真似して形にする改憲派のマメさは、ある意味見習いたいですね(苦笑)。彼らは頻繁に役所などに電話やメールをして意思を伝えているようですが、その熱意とマメさだけはリベラル側も見習うべき。だから怒れる女子会も憲法カフェも弁護士に限らず担い手も参加者も増やして、ずっとずっと続けていきたいと思っています」
太田さんが言うように、まずは憲法を「知る」こと。それがスタートであり、どんな憲法が本当に必要なのかがわかれば、「護憲か」「改憲か」の不毛な議論を終わらせることもできるかもしれない。
現行の日本国憲法も自民党憲法改正草案も、ネットで検索すれば容易に見つかる。だから日本に生きる全ての人は、二つの憲法を「読む」「比較する」「考える」手間を惜しんではいけない。それをしてはじめて「九条守れ!」「憲法変えるな!」という言葉に、魂が吹き込まれていくからだ。