親は理想の子ども像を勝手に作る。
その通りのいい子でいれば、一見親子関係がうまくいっているように見える。
でも実際、いい子を演じてる側ってストレス半端じゃない。
親の前だと素の自分を出せない訳だから。
過干渉な親に限って、子どものこと何も分かってなかったりする。
家は本来、素の自分でいられる、安らげる場所でなきゃいけないのに、親の前だと素の自分を出せないってなったら、そんなの誰だって親から離れたくなるに決まってる。
でも離れても離れても親は追ってくる。
そしたら親がどんどんストレスになっていく。
顔を見ただけで不快になったりする。
そうなると、もう親の理想を演じられなくなる。
そうすると、どうなるか。
親は怒り厳しくなる。
普段なら気にしないことも気にするようになる。
親は変われない。
常に素の自分を出せず、誰かの理想を演じながらストレスがたまっていく家庭と、親が何もせずただ自分のことは自分でやり、家に寄りつかなくなる家庭。
どっちも家に居場所がない。
学校に行っていない子はなおさらどこにも居場所なんかないよ。
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