敬天愛人
(けいてんあいじん)
天を敬い人を愛するという意味。学問を教える者は、常に「敬天愛人」の心をもつように指導すべきであるという西郷隆盛の教訓。座右の銘としてよく使われる言葉。
〔例〕新任の教師などに対して、「生徒たちに知識を教えることは、もちろん教師として大切なことですが、教育者たる者は、まず敬天愛人の心をもって生徒たちと接することも忘れないでほしい」というように使う。
〔類〕敬天愛民(けいてんあいみん)
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天馬空を行く
(てんばくうをゆく)
(「天馬」は天帝が乗るという馬) 天馬が空を飛ぶように、発想が自在で手腕が奔放であり、何物にもとらわれないさまをいう。
〔出〕劉廷振(りゅうていしん)
〔会〕「こんどの課長のあの型破りな行動力が今の会社には必要なんだね。さすが抜擢(ばってき)した社長の目は高いよ、脱帽だ」「まったく、天馬空を行くだね、それに人柄もいいし」
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天を衝く
(てんをつく)
高くそびえ立つさま。また、勢いが盛んなさま。「決勝戦は、天を衝く大男の外国人選手との対戦となった」
〔語源〕天に届くほどの意から。
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