花天月地
(かてんげっち)
花が美しく枝の先々まで咲き乱れ、月が大地を明るく照らしている風景。月の出た春の宵の美しさの形容。
〔例〕「祭りはいいですね。こうして娘たちが着飾って踊るのを見ると、なんだか花天月地の夢のようなながめですね」などと使う。
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春宵一刻直千金
(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
春の宵は気候もよく、その楽しさ美しさは、いくら金を積まれても代えがたいことをいう。
〔出〕蘇軾(そしょく)・春夜(しゅんや)
〔会〕「遠回りして帰りましょうよ」「春宵一刻直千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)というしな」「ほんと、気持ちのいい季節になったわねえ」
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一花咲かせる
(ひとはなさかせる)
一時的に華やかに栄えたり、華々しく活躍したりする。「歌手として数年、一花咲かせたものの、最近はさっぱりで名前も出ないね」
〔語源〕一度に花を咲かせる意から。
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