栄華あれば必ず憔悴あり(えいがあればかならずしょうすいあり)
英雄色を好む(えいゆういろをこのむ)
英雄人を忌む(えいゆうひとをいむ)
益者三友 損者三友(えきしゃさんゆう そんしゃさんゆう)
易者身の上知らず(えきしゃみのうえしらず)
似非者の空笑い(えせもののそらわらい)
得たり賢し(えたりかしこし)
枝を伐りて根を枯らす(えだをきりてねをからす)
越俎の罪(えっそのつみ)
越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくう)
得手に鼻突く(えてにはなつく)
得手に帆を上げる(えてにほをあげる)
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
絵に描いた餅(えにかいたもち)
柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
蝦踊れども川を出でず(えびおどれどもかわをいでず)
蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)
蝦の鯛交じり(えびのたいまじり)
笑みの中の刀(えみのうちのかたな)
栄耀の餅の皮(えようのもちのかわ)
鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)
煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
遠水近火を救わず(えんすいきんかをすくわず)
縁と月日は末を待て(えんとつきひはすえをまて)
縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)