開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)
犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
井の中の蛙 大海を知らず(いのなかのかわず たいかいをしらず)
絵に描いた餅(えにかいたもち)
大船に乗る(おおぶねにのる)
遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
華胥の夢(かしょのゆめ)
聞いて極楽 見て地獄(きいてごくらく みてじごく)
木から落ちた猿(きからおちたさる)
聞けば気の毒 見れば目の毒(きけばきのどく みればめのどく)
木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)
京の夢 大阪の夢(きょうのゆめ おおさかのゆめ)
空中楼閣(くうちゅうろうかく)
砂上の楼閣(さじょうのろうかく)
鹿待つところの狸(しかまつところのたぬき)
地獄で仏(じごくでほとけ)
死中に活を求める(しちゅうにかつをもとめる)
青雲の志(せいうんのこころざし)
井底の蛙(せいていのあ)
桑蓬の志(そうほうのこころざし)
大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
宝の山に入りながら空しくして帰る(たからのやまにいりながらむなしくしてかえる)
卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ)
釣り落とした魚は大きい(つりおとしたうおはおおきい)
灯火将に滅せんとして光を増す(とうかまさにめっせんとしてひかりをます)
捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
投所を見たら落所を見るな(なげどをみたらおちどをみるな)
名のない星は宵から出る(なのないほしはよいからでる)