旭日昇天
(きょくじつしょうてん)
朝日が天に昇っていくときのように、きわめて元気で勢いのあるようす。いかなる障害にもめげないほど勢いがあり、順調にことが運ぶときのたとえ。「旭日昇天の勢い」を略したもの。
〔例〕「今年のA軍は強いな。投手陣はみんな絶好調だし、打撃陣も下位打線まで大当たり。今日で開幕10連勝か。旭日昇天の勢いだね」とか、「旭日昇天のA社が誇るものは、抜群の企画力と従来の経営方法にとらわれない、いわば野武士的ともいえる強引な実戦的営業システムである」などと使う。
〔類〕旭日東天(きょくじつとうてん)/破竹之勢(はちくのいきおい)
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意見と餅は搗くほど練れる
(いけんともちはつくほどねれる)
餅は搗(つ)けば搗くほど、ねばりのあるよい餅ができる。人の意見には付き従えば従うほど、人間が練れて円満になるというたとえ。「搗く」と「付き従う」をかけた語呂(ごろ)合わせ。
〔会〕「まったく、おやじときたひにゃ、しじゅう意見ばかりしやがる」「ありがたいじゃないか。意見と餅(もち)は搗(つ)くほど練れるってな。親の意見はよく聞くもんだ」
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松の内
(まつのうち)
元旦から7日まで、あるいは、正月15日までの称。「昨年は暮れのぎりぎりまで忙しかったから、せめて松の内だけはゆっくり骨休めしよう」
〔語源〕正月の、松飾りのある間の意。「松の内」を過ぎると「松過ぎ」になる。
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