読書尚友
(どくしょしょうゆう)
書物を読んで昔の賢人を友とすること。
『孟子(もうし)―万章・下』に、「頌二其詩一読二其書一、不レ知二其人一、可乎、是以論二其世一也、是尚友也」と記されているところから。
〔例〕「中国の古典に親しんで読書尚友をする」といったり、「昨日は孔子と友達になった。さて、今夜は孟子と友達づきあいをするか。きみは読書尚友という言葉を知らないか」などと使ったりする。
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読書百遍義自ずから見る
(どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)
どんな難解な書物でも、何十回となくくり返し読むことにより、自然に意味が通じるようになることをいう。
〔類〕読書百遍意自ずから通ず/読書千遍その義自ずから見る
〔対〕読書万巻始めて神に通ず
〔出〕魏志(ぎし)
〔会〕「この前にきみから借りた本、どうにもむずかしくって、第一章でお手上げだ」「これを理解しないと、レポートが進まないぜ。読書百遍義自ずから見(あらわ)る、というじゃないか。何度もチャレンジしてみろよ」
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行間を読む
(ぎょうかんをよむ)
文字で書かれていない筆者の真意や意向を読み取る。「名作文学を読む場合、行間を読み取る心構えがだいじだ」
〔語源〕文章の行と行の間の何も書いていない部分を読む意から。
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