草莽の臣
(そうもうのしん)
官に仕えずに在野にいる人のこと。また、草深いところに住む臣下という意味で、自分を謙遜(けんそん)していう場合にも使う。「草莽」は、草のおいしげったところ、くさむらをいう。
〔例〕「われわれのような草莽之臣にまで心が行き届いてこそ、りっぱな経営者といえる」などと使う。
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草を分けて探す
(くさをわけてさがす)
余すところなく隅々まで、あらゆる手段を講じて探し求めることをいい、草の根を分けてでも探し出すことをいう。
〔出〕御伽草子(おときぞうし)・花世の姫(はなよのひめ)
〔会〕「あなた、うちの息子を病院に運んでくれた人、名前も言わずに帰ったらしいわ」「草を分けて探してもお礼をしなくちゃ。命の恩人だからな」
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茨の道
(いばらのみち)
苦難の多い人生・事業などのたとえ。「長い長い茨の道を経て、ようやく今日の成功の日を迎えることができた」
〔語源〕茨(とげのある低木類の総称)の生えている道の意から。
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