ふだんの生活のなかで、図形や計算などの言葉を使う機会は意外に多い。そんな算数用語を英語ではどう言うか。知っていそうで知らない算数用語を集めてみた。(「イミダス2002年版」掲載・編集)
鋭角/鈍角/直角
acute angle(アキュート・アングル)/obtuse angle(オブテューズ・アングル)/right angle (ライト・アングル)。鋭角は90度より小さい角。鋭角三角形はacute triangle(アキュート・トライアングル)。鈍角は90度より大きく180度より小さい角。直角の「right」は「右」ではなく「ちょうど、まっすぐ」の意から。
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優角
reflex angle(リフレックス・アングル)。180度より大きく360度より小さい角。re-は「反・退・再」、-flexは「曲げる」の意。「re」の接頭辞が付く言葉にはrebound(リバウンド はね返る)、return(リターン 戻る)、refresh(リフレッシュ 気分転換)。フレックスタイム(flex time)は規定の労働時間を守れば自由に勤務時間を決められる制度。
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水平/垂直
horizontal(ホラゾンタル)/vertical(ヴァーティカル)。horizonは地平線・水平線、verticalは水平線に対して直角なこと。任意の直線に直角に交わった垂直線はperpendicular line(パーペンディキュラー・ライン)。水平な線はhorizontal line。level(レベル)も水平を表し、水平飛行はlevel flight(レベル・フライト)という。
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直線/曲線
直線はstraight line(ストレート・ライン)。straightは「まっすぐ」の意。曲線はcurved line(カーヴド・ライン)かcrooked line(クルックド・ライン)。crookedは「湾曲」の意。spiral(スパイラル)は渦巻状の線(らせん)。らせん階段はspiral staircase(スパイラル・ステアケース)。渦巻状のねじはscrew(スクリュー)。
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