幸せは袖褄に付かず(しあわせはそでつまにつかず)
思案投げ首(しあんなげくび)
しいら者の先走り(しいらもののさきばしり)
塩を売れば手が鹹くなる(しおをうればてがからくなる)
四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
自画自賛(じがじさん)
歯牙の間に置くに足らず(しがのかんにおくにたらず)
鹿待つところの狸(しかまつところのたぬき)
自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)
鹿を逐う者は兎を顧みず(しかをおうものはうさぎをかえりみず)
鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
鹿を指して馬と為す(しかをさしてうまとなす)
敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
自業自得(じごうじとく)
地獄極楽は心にあり(じごくごくらくはこころにあり)
地獄で仏(じごくでほとけ)
地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
地獄は壁一重(じごくはかべひとえ)
地獄へも連れ(じごくへもつれ)
肉食った報い(ししくったむくい)
獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)
事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)
獅子の子落とし(ししのこおとし)
死児の齢を数える(しじのよわいをかぞえる)
地震雷火事親父(じしんかみなりかじおやじ)
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
死せる孔明生ける仲達を走らす(しせるこうめいいけるちゅうたつをはしらす)
地蔵の顔も三度(じぞうのかおもさんど)