多々益々弁ず(たたますますべんず)
玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)
出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
天馬空を行く(てんばくうをゆく)
頭角を見す(とうかくをあらわす)
同工異曲(どうこういきょく)
十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只の人(とおでしんどう じゅうごでさいし はたちすぎればただのひと)
虎は千里行って千里帰る(とらはせんりいってせんりかえる)
団栗の背競べ(どんぐりのせいくらべ)
名高の骨高(なだかのほねだか)
何でも来いに名人なし(なんでもこいにめいじんなし)
糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
鼠捕る猫は爪隠す(ねずみとるねこはつめかくす)
能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
能書筆を選ばず(のうしょふでをえらばず)
嚢中の錐(のうちゅうのきり)
能無し犬の高吠え(のうなしいぬのたかぼえ)
能無しの能一つ(のうなしののうひとつ)
掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
箸にも棒にも掛からぬ(はしにもぼうにもかからぬ)
八細工七貧乏(はちざいくしちびんぼう)
花は所を定めぬもの(はなはところをさだめぬもの)
早いばかりが能でない(はやいばかりがのうでない)
早い者に上手なし(はやいものにじょうずなし)
張り子の虎(はりこのとら)
万能足りて一心足らず(ばんのうたりていっしんたらず)
非細工の小刀減らし(ひざいくのこがたなへらし)
人各々能あり不能あり(ひとおのおののうありふのうあり)
人の己を知らざるを患えず 人を知らざるを患う(ひとのおのれをしらざるをうれえず ひとをしらざるをうれう)
百星の明は一月の光に如かず(ひゃくせいのめいはいちげつのひかりにしかず)