舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
船は帆で持つ帆は船で持つ(ふねはほでもつほはふねでもつ)
船は帆任せ帆は風任せ(ふねはほまかせほはかぜまかせ)
冬の客は火でもてなせ(ふゆのきゃくはひでもてなせ)
文臣銭を愛せず武将死を惜しまず(ぶんしんぜにをあいせずぶしょうしをおしまず)
判官贔屓(ほうがんびいき)
曲がらねば世が渡られぬ(まがらねばよがわたられぬ)
待たるるとも待つ身になるな(またるるともまつみになるな)
迷えば凡夫 悟れば仏(まよえばぼんぷ さとればほとけ)
迷わぬ者に悟りなし(まよわぬものにさとりなし)
迷わんよりは問え(まよわんよりはとえ)
身さえ心に任せぬ(みさえこころにまかせぬ)
水の低きに就くが如し(みずのひくきにつくがごとし)
三日坊主(みっかぼうず)
三日見ぬ間の桜(みっかみぬまのさくら)
身は身で通る裸ん坊(みはみでとおるはだかんぼう)
耳は垣に属す(みみはかきにしょくす)
見目より心(みめよりこころ)
身も蓋もない(みもふたもない)
見る目嗅ぐ鼻(みるめかぐはな)
昔の歌は今は歌えぬ(むかしのうたはいまはうたえぬ)
無患子は三年磨いても黒い(むくろじはさんねんみがいてもくろい)
虫も殺さぬ(むしもころさぬ)
無常の風は時を選ばず(むじょうのかぜはときをえらばず)
明鏡止水(めいきょうしすい)
目糞鼻糞を笑う(めくそはなくそをわらう)
目白の押し合い(めじろのおしあい)
目で目は見えぬ指で指はさせぬ(めでめはみえぬゆびでゆびはさせぬ)
目は口ほどに物を言う(めはくちほどにものをいう)
持ち物は主に似る(もちものはぬしににる)