無くて七癖(なくてななくせ)
七下がり七上がり(ななさがりななあがり)
難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
名の勝つは恥なり(なのかつははじなり)
名は体を現す(なはたいをあらわす)
ナポリを見てから死ね(ナポリをみてからしね)
怠け者の節供働き(なまけもののせっくばたらき)
蛞蝓に塩(なめくじにしお)
習い性と成る(ならいせいとなる)
握れば拳 開けば掌(にぎればこぶし ひらけばてのひら)
憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる)
二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
人間到る処青山有り(にんげんいたるところせいざんあり)
人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
猫の目のよう(ねこのめのよう)
ねそが事する(ねそがことする)
年々歳々人同じからず(ねんねんさいさいひとおなじからず)
上り坂あれば下り坂あり(のぼりざかあればくだりざかあり)
鑿と言えば槌(のみといえばつち)
野良の節供働き(のらのせっくばたらき)
乗り掛かった舟(のりかかったふね)
白玉楼中の人となる(はくぎょくろうちゅうのひととなる)
白頭新の如く傾蓋故の如し(はくとうしんのごとくけいがいこのごとし)
始め有るものは必ず終わり有り(はじめあるものはかならずおわりあり)
白駒の隙を過ぐるが若し(はっくのげきをすぐるがごとし)
花多ければ実少ない(はなおおければみすくない)
花染めの移ろい易き人心(はなぞめのうつろいやすきひとごころ)
花に嵐(はなにあらし)
花の下より鼻の下(はなのしたよりはなのした)
花は桜木 人は武士(はなはさくらぎ ひとはぶし)