冬扇夏炉(とうせんかろ)
豆腐に鎹(とうふにかすがい)
十日の菊 六日の菖蒲(とおかのきく むいかのあやめ)
毒にも薬にもならぬ(どくにもくすりにもならぬ)
二階から目薬(にかいからめぐすり)
鶏を割くになんぞ牛刀を用いん(にわとりをさくになんぞぎゅうとうをもちいん)
糠に釘(ぬかにくぎ)
猫に小判(ねこにこばん)
後の千金(のちのせんきん)
暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
馬耳東風(ばじとうふう)
畑に蛤(はたけにはまぐり)
匹夫の勇(ひっぷのゆう)
人の宝を数える(ひとのたからをかぞえる)
百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)
豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
舟盗人を徒歩で追う(ふなぬすびとをかちでおう)
冬の氷売り(ふゆのこおりうり)
下手の考え休むに似たり(へたのかんがえやすむににたり)
坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし)
道同じからざれば相為に謀らず(みちおなじからざればあいためにはからず)
六日の菖蒲 十日の菊(むいかのあやめ とおかのきく)
目籠で水を汲む(めかごでみずをくむ)
沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)
焼け石に水(やけいしにみず)
山に蛤を求む(やまにはまぐりをもとむ)
闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう)
雪を担うて井を埋む(ゆきをにのうていをうずむ)
行く水に数書く(ゆくみずにかずかく)
湯を沸かして水にする(ゆをわかしてみずにする)