不撓不屈
(ふとうふくつ)
たわむことなく、くじけないという意味。どんな困難なことや、つらいことに出会っても、くじけずかたい信念をもって、こころざしを曲げないこと。「不撓」は、たわまないことで、「不屈」は、屈しないという意味。
〔例〕「彼はどんな非難にも負けず、どんな困難なことにもひるまず、不撓不屈の精神で自分の仕事をやりとげた」とか、「近ごろは、難関にぶつかると、すぐにあきらめてしまう人が多いが、物事を成就させるためには不撓不屈の精神が必要です」などのように使う。
〔類〕不屈不撓(ふくつふとう)/百折不撓(ひゃくせつふとう)
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稽古に神変あり
(けいこにじんぺんあり)
一心不乱に稽古を積めば、実力以上の高い境地に到達できるというたとえ。
〔出〕俳諧(はいかい)・毛吹草(けふきぐさ)
〔会〕「驚いたなあ。山根君が優勝決定戦に勝ち進むなんて。目立たない子だったのに」「毎日毎日、人一倍稽古(けいこ)を積んでましたから」「稽古に神変(じんぺん)ありか」
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息を弾ませる
(いきをはずませる)
(激しく体を動かしたあと)はあはあと、荒い息遣いをする。「1000メートルを泳ぎきると、さすがの彼も息を弾ませて言葉も出なかった」
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